眠る開発屋blog ある開発屋の雑感。日々勉強。

2009/1/4 日曜日

レモン市場とか

Filed under: 社会 — タグ: — dev0000 @ 15:27:16

だらだら。

奴隷制の効率性

エンジニア人材派遣市場を観察して思うのは、
レモン市場に近い状態になっているから、残念ながら効率化はしない気がする。

レモン市場

レモン市場では、売り手は取引する財の品質をよく知っているが、買い手は財を購入するまでその財の品質を知ることはできない(情報の非対称性が存在する)。そのため、売り手は買い手の無知につけ込んで、悪質な財(レモン)を良質な財と称して販売する危険性が発生するため、買い手は良質な財(として出回っている物)を購入したがらなくなり、結果的に市場に出回る財はレモンばかりになってしまうという問題が発生する。

「エンジニアをうまく評価する仕組みがないと人材市場は成立しない」
というのは何年も前から言われていることなのだけどね。

あと良質なエンジニアというのはどこかのタイミングで囲い込みが入るから、なかなか流出してこない。

ちなみに、付加価値競争が困難な市場において、売り手が買い手より強い価格決定力を持つ為には談合(カルテル)しかないらしいのだけど、労働者の連帯って多分そういうことなんだろうな、とか。

「これがいい」から「これでいい」へ、とか

Filed under: 仕事 — タグ: — dev0000 @ 2:28:35

なるほどなるへそ。

買わない時代

マーケティング指向の次は社会指向になると言われて随分経ちました。その傾向は昨今かなり顕著になってきたように感じます。ではその先の「買わない」が当たり前の時代には、どういうアプローチが必要となるのか。まったくの個人的な考えでしかありませんが、キーワードとして「未来」「共に歩む」というものが重要になってくるのではないかと感じます。

上手く言葉に出来ないのですが、「買わない」【でも】「お付き合いする」というような、そういう関係性というか、別種の価値観・琴線に触れるものが必要なのだろうと思うのです。

「買わない時代」ねぇ。。。

欲求喚起型マーケティングの終了についてはあちこちで色々言われているけど、
無印良品がなかなか面白いことを言っている。

無印良品からのメッセージ

無印良品はブランドではありません。無印良品は個性や流行を商品にはせず、商標の人気を価格に反映させません。無印良品は地球規模の消費の未来を見とおす視点から商品を生み出してきました。それは「これがいい」「これでなくてはいけない」というような強い嗜好性を誘う商品づくりではありません。無印良品が目指しているのは「これがいい」ではなく「これでいい」という理性的な満足感をお客さまに持っていただくこと。つまり「が」ではなく「で」なのです。

「これがいい」ではなく「これでいい」の時代へ、ってことらしい。

似たようなことを目指して、昨年度、猛烈に売上を増やしたのが、
ユニクロのベーシックカジュアル路線か。
あれはまさしく「ユニクロでいい」だからな。

だからまぁ「○○でいい」って思わせたら成功ということか。
「満足」ではなく、「納得」なんだろうね。

じゃあどうすればいいのさ、って話だけど、
適切なプライシング戦略と、それに耐えうるようなコスト管理ってことなのかな。
余計な機能はいらんから、納得できる価格でお願い!とかとか。

「LEONの秘密と舞台裏」読了とか

Filed under: 書籍 — タグ: — dev0000 @ 1:51:13

LEONはまともに読んだことはないのだが、これは面白かった。

割とこの手の成功本って非論理的な精神論に終わりがちなのだが、
冷徹に客観性を持とうとしていることでよい本。

各論になると、他の企業に通用するような一般的な話ではなかなかないのだが、
「物事を成功する為には考え抜くことが大事である」
という極々当り前なことを痛感するというか。

出版業界に対する問題意識も相当に高いし、「欠けている何か」に気付いているが故に、LEONという雑誌は他誌より一歩抜きん出るとかそんな話。

まぁ本でも触れられてますが、
どんなにロジックを組み立ててもギャンブルの部分は残っているわけで、
例えば「モテる」という言葉の使い方だったり。

なお、LEONの編集長を離れた後、「@zino」というウェブメディアを立ち上げたらしいのだが、それはうまくいかなかったようだ。
なかなか難しいものだよね。
Wikipedia – 岸田一郎

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