眠る開発屋blog ある開発屋の雑感。日々勉強。

2009/5/5 火曜日

文脈的技能と専門的技能とか

Filed under: 社会 — タグ: — dev0000 @ 17:53:30

GWはだらだらやってます。

社畜はいかにして生まれたか

このような社畜状態を家族主義とか「人本主義」などという言葉で美化する傾向は、財界から労働組合に至るまで共通だが、彼らの既得権の外側にいるフリーターはそんな価値を信じていない。そしてグローバルな水平分業によって日本型の文脈的技能の価値は低下し、ポータブルな専門的技能が重要になっている。時代は、大正期の自由労働者の時代に戻りつつあるのかもしれない。

美化すべきかどうかはともかくとして、

・文脈的技能・・・社内での業務により蓄積されるもの。
・専門的技能・・・企業外の教育機関などで蓄積可能なもの。

としたとき、企業が構成員に対して、後者より前者を重視するのは当然だろう。
なぜなら、現行の派遣制度などを利用すれば、後者はある程度調達可能だから。
前者に対して継続的に投資をしていく必要性は容易に理解できるだろうが、後者はあくまで「社外」の問題だ。

国が専門的技能を重視して、それらを育成するような教育機関を沢山設置するか?
専門家の人員をコントロールしなければ、現状の博士号課程卒業者みたいに、需要なきとところに強制的に供給を作ることになるので悲惨なことになるだけだと思うが。
人員のコントロールを行えば、教育機関に入る為の投資ができる人間、できない人間でまた格差が生じるだろう。

「付け焼刃的な」というのは、物事を皮肉るときに使われる単語だけど、結局は「付け焼刃的に」動くしかない気がする。

当然なんだけど、企業は文脈的技能と専門的技能を使い分けている。
専門的技能を重視・・・、フリーランサーを集めれば、Appleや任天堂のような「魅力」溢れた商品を作れるか?
それはありえないだろう。
逆に文脈的技能だけでも市場競争力のある「価格」を達成することは難しい。
「価格」と「魅力」のバランスをとりつつ、競争力を維持する為にはどちらも大事ということなんだろうな。

文脈的技能重視の悪しき側面として、「社内失業者の出現が企業の生産性を下げる」としているけど、
大企業ってそういうケースが多そうな気もするのだが、
一般的に規模の大きい企業のほうが生産性が高い(社員一人あたりの収益)のはどういうことなんだろうね。
結局「社内失業者」とかは単なるノイズにしか過ぎなくて、競争力減衰への回答としては弱いような。

文脈的技能を重視した結果、企業は長期雇用をうたうようになったのだな、とは思う。
トレンドがころころ変わる時代であり、企業は常に変わっていくべきだろうけど、
それはそれで今後より文脈的技能が重視されるような気がする。
なぜなら、どんなに時代が変わっても、企業は「軸」をそうやすやすとはずらせないものだし、
これからはエコだエコだと言っても、
不況まったただ中の百貨店が燃料電池を作るよりはエコバッグを売る方がまだ理にかなっているというか、
自分達の強みを生かした商売をしていくしかない。

労働力のシフトがなかなかうまくいかないというのであれば、
シフトした先の業界の賃金及び待遇が一定以上になることを誰かが保障する必要がある。
先の記事にも書いたけど、人手不足を解消したいなら、「給与を上げるのが手っとり早い」。
おそらくこれは自由競争的な人材市場に任せてもうまくいかないとは思う。
人材市場って人材の評価が非常に困難な為、逆選択が働きやすいし、その結果、高付加価値部分が切り落とされているのが現実だと思うから。
個人的には人材派遣って他社と差別化しにくいビジネスモデルだと思うから、ある程度寡占化しないと、労働力の売値を下支えできないと思うんだけど。
ってか、次代の成長分野には巧拙はありつつも国が政策として投資していくのがセオリーなんじゃないのかね。

労働需給のミスマッチとか

Filed under: 社会 — タグ: — dev0000 @ 16:17:10

長期雇用という物語の終わり

GW中、毎日のように雇用についての記事がアップされているけど、
成果主義からの反動で・・・思ったよりも効率が上がらないということで、今の企業は試行錯誤していて、
ちょっとね、4、5年前の議論の気がするんだよね。

雇用の調整メカニズム

この労働需給のミスマッチを長期化させている最大の原因が、時代遅れの雇用規制と司法判断だ。労働基準法第6条では「中間搾取の排除」として「何人も、法律に基いて許される場合の外、業として他人の就業に介入して利益を得てはならない」と定めている。職業紹介業や人材派遣業を「中間搾取」として敵視する規制は、戦前に「口入れ屋」がピンハネを行なった時期のものであり、労働移動を阻害している。

登録型派遣について思うのは、人材を在庫として抱えないメリットがあるにも関わらず、業務の閑散期のツケ回しを失業保険という国税に回そうとしているあたりがどうもね、ってところ。
雇用保障の為の税金をガンガン増やして、企業はクビ切り自由だけど、国で手厚く保護するって路線もあるにはあるだろうけど、
登録型派遣は他形態に比較して、人材育成のインセンティブがそれほど高くないってのも気にはなったりします。

それに労働需給のミスマッチを解消したいなら、「給与を上げること」が手っとり早いと思うんだが。
人手不足の現場って「給与のわりには労働内容がきつくてやってられない」のが現実だと思うし、
解雇規制を緩くしようがどうしようがそのミスマッチは解消しない気がします。

入社式とか

Filed under: 仕事 — タグ: — dev0000 @ 13:43:16

メモらぬ阿呆にメモる馬鹿
404 Blog Not Found:メモらぬ阿呆にメモる馬鹿のはてブ

「オレって性格いいよね」とか、「ウチのエンジニアってすごく優秀だ」とか、
主観的判断にしかなり得ない自己評価は期待するだけ損だし聞き流すようにしているので、
「面白法人」とか「変な会社」とかいう煽り文句も、
ライフスタイル型発信企業と同じで、「あぁまぁ言ってるなぁ」ぐらいの感覚しかないのだが、

カヤックはもうs/面白//gした方がいいのではないか。「面白法人カヤック会社案内」を以前紹介したことを後悔したくなってきた。

ってのはそれなりに期待しちゃってたってことなのか。

「とりあえずポーズをとっておけば軋轢がなくていいよ」的な話は面白いと思うけど、
それすらもよくある社会人像の枠の中の話でしかないし、
僕自身は、
メモのポーズとか

説教臭いのはどうかと思うけど。

って書いたけど、
「面白を掲げている割には、社のマインドを伝える入社式で随分とつまらないことを言っているな」
ということなんだろうな。

まぁ常識なんて現場で嫌でも覚えていくことなんだし、「ウチの会社はこういう会社なんだよ!」的なことをもっと言ったほうがよかったかもしれんね。
言ってたかもしれないけど。

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