眠る開発屋blog ある開発屋の雑感。日々勉強。

2009/7/21 火曜日

労使問題とか

Filed under: 社会 — タグ: — dev0000 @ 1:55:27

なんか気になった。

「分断」しているのは誰か? 「経営者ワルモノ論」の位置づけ

私にとっては、労働者も経営者も、市場に参加する「民間人」である。民間人は他者に対して一切「強制」できないので、ダメな労働者やダメな経営者がいたとしても、大した問題ではない、と私は考える(「精神論」より「制度論」を)。市場がきちんと機能していれば、ダメな労働者やダメな経営者は、それ相応の報酬や待遇しか得られないので、ちゃんと努力するインセンティブが生じる。もし、ちゃんと努力しても報われなかったり、ダメな労働者やダメな経営者が不相応に高い報酬や身分を得ているのだとすれば、それは市場がきちんと機能していないことの証拠だ。

市場がきちんと機能していない場合、その最大の原因は政府にある。規制と税金という「強制」力を持つ政府が、市場に介入して、取引や価格を規制したり、税率を変えたりして、市場をいわば「変形」していく。私は、日本の政府が民間に課している規制は強すぎ、税金は高すぎると考えており、これが日本をダメにしている最大の原因だと見なしている。私は政府で働いている個々の人には何の恨みもないし、ほとんどが善良な人だと思うが、政府というシステム全体としては、民間の犠牲のもとに自己保身・自己増殖する組織になってしまっており、その意味では「悪」と言われても仕方ないものになっていると思う(昨日触れた中川秀直氏の著書『官僚国家の崩壊』もこれが主題だ)。

労使問題を「大きな政府」「小さな政府」で考えていることがちょっとおかしくて、
欧米って「訴訟」でバランスをとっているのが普通なんじゃないのかね。
政府が介入せざるを得ない一つの理由として、訴訟社会としての未成熟さに原因がある気がするんだが。

「戦略の失敗学」読了とか

Filed under: 書籍 — タグ: — dev0000 @ 1:11:51

ちょっと前に読み終わっていたのだけど。

色んなビジネス(とか政治の)失敗事例を集めて、それを分析しようという話。
失敗には12の根本原因があり、それに当てはめてはいるのだけど、
ちょっと無理矢理感があるというかあまりアカデミックではないような気が。
まぁ読み物としては面白い。

で、もって「これからの失敗の恐れあり」として作者が上げているもの。
決め付けはどうかな、とか思うけどさ。

1. リニア中央新幹線。ニーズがない。
2. 電気自動車。蓄電池の性能が長距離運行に耐えうるまでは発達してない。ハイブリッドが現実的。
3. 東京電力。今後エネルギー地産地消型社会になっていく。
4. ソニー。今後の有望分野はエネルギー、カーエレクトロニクス、社会システムなのだが、ソニーはどれも弱い。
5. 民間放送テレビ局。CM依存は既に破綻している。
6. インドへの企業進出。政治体制、インフラの不整備、質の高い単純労働力を得難い。
7. 後期高齢者医療。医療費が減るインセンティブがない
8.農林水産省。将来への見通しが足りない。

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